「風水」と言う言葉は最初に晉代の郭璞(かくはく)の『葬書』から見付かりました。「気、乗風則散、界水則止。古人聚之使不散、行之使有止、故謂風水。」と記載されております。「気は風に乗せると散じ、水の境に接すると止まる。古人はこれを集めて散らさず、これを止める。故に、風水と言う。」要するに、風水は風を避け、水が集まる環境において万物が旺盛に成長する‘生気’が得られると言う意味のことです。
風水は、「千年経験成学問」という言葉の通り、数千年の時間、経験及び実践による統計学であり、人類が理想の風水環境を求める運命調整・開運の秘術とされています。ご存知のように、人間には、天運、地運、人運の三種類の運気があるようです。風水によって運命調整ができるのは地運と言われます。。従って、人間の1/3の運気を風水術によってうまくコントロールすることは可能だと言われています。
風水(陽宅のお家及び陰宅のお墓)の良し悪しによって、その家族及び子孫の繁栄・吉凶に大きく影響を及ぼすと言われています。風水を信じても信じなくても、陽宅に住む人間及び陰宅に住む祖先様はその影響を受けていると言われています。人間と同じく、お家にも命(エネルギー)があるようです。その命の吉凶を決めるのは、環境、地形、方位、通気、採光、及び‘出生時間’などです。お家の命が強ければ、家主は守られると言われています。
風水は科学でもなく、迷信でもないが、中国人の長年の生活における知恵の結晶で、一種の文化です。万物(人間・動物・植物・建物・山・川・・・・・・地球の全体)には命があるというのが中国人の考え方です。建物は人間の身体、風水は人間の魂に例えられ、両者が融合すれば、その生命力が体現されると思われます。 |